一般社団法人 入間青年会議所 〒358-0021埼玉県入間市高倉4-4-3 
Tel:04-2965-8858(火・金曜10-16時)
   
 
   
 
 
 
 
 
 
 
 
   
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年
2000年
10月 
8月 
6月 
5月 
4月 
2月 
1999年
1998年
進化論No3 2000年4月28日
所信でも書きましたが、青年会議所の活動の中には幾つもの素晴らしい事業がありますが、折角の運動を、私たちの目指すものを広く市民に伝えて行かなければその価値は半減してしまいます。多くの人に青年会議所をそして運動を認識してもらう為にも、活動展開には広く呼掛けを行ない、市民を巻き込むようにする必要もあります。
 このホームページも勿論、青年会議所の運動を理解して戴く一つの手段ですが、やはり最も効果的なのは各事業であり、そこで自分達の思いを周りの多くの方に伝えて行くことです。日頃理事会等多くの場面で述べさせて戴いておりますが、事業は手段であって目的ではありません。自分たちの考えを伝える為のものです。一番大事な目的をその事業に追われて見失ってはいけません。
 さて先日、加治丘陵まつりが無事終了しましたが、加治丘陵まつりとしては第3回ですが、オリエンテーリング大会は17回目となりました。1984年に入間市民オリエンテーリング大会と称してスタートし、当初の目的を紐解けば、入間にもこんなに素晴らしい自然があることを多くの市民の皆様に知ってもらい、加治丘陵に親しんでもらうことが目的として郷土再認識、三世代交流の市民参加事業を目指しました。今年のキャッチフレーズに「風のにおいを感じに行こうよ」とありましたが、当時のキャッチフレーズも「風を感じて」とかそんな近いものだったそうです。時間が多く隔てたものであってもその目的はそうは変わらないものなのかもしれません。しかし内容の方は時間とともに当初のオリエンテーリングの競技だけの事業から出店を呼びかけたカーニバル形式とし、オリエンテーリングに参加しなくても楽しんで戴けるような事業に幅を広げ多くの参加者を募り、そしてさらにこれまで多くの市民団体の皆様にも実行委員会形式で参画して戴くようになり、オリエンテーリングだけでなく各種のスポーツや文化を通じ、春の加治丘陵を楽しんで戴くものへと形態を変えて来ました。
 そんな流れの中、本年度はさらに「人と環境にやさしいまつり」を目指すと明確に宣言し、企業をも巻き込みグラウンドワークの手法の紹介から実践へと動き出すことが出来ました。ゴミの分別収集にしても、会場での食器の取り決めにしても、また骨髄バンクのPRも含め、JCにとって自分たちの意志を表現するスタイルになり始めました。これまでも当然自分たちの伝えたいことがあったとは思いますが、上手く表現しきれていなかったのかもしれません。勿論運営上の黒子役に徹してこなければならない場面も多く、手が回らないと言えばそれまでですが、やはり事業を自分たちの考えを訴える場にし、来場者に何かしら感じて持ちかえっていただくのが、公益法人としての務めであり、社団法人入間青年会議所の役割でしょう。今年の成果とか反省点とかは担当委員会から引継事項としてメンバーにまた実行委員会の皆様に報告されるでしょうが、自分たちの意志を表現するスタイルは大事にして、今後も各事業において常に誰に何を伝えるための事業か念頭において運営して戴きたいと思います。
長期間継続している事業は、時として慣れや飽きから色褪せて見えてしまう怖れもあります。是非どんな事業にもそれぞれ意義、目的がありますので、もう一度見つめ直し、新たに自由な発想で可能性を最大限に引き出し各事業を進化させて戴きますようお願いします。
進化論No2 2000年4月1日
進化論No2社団法人入間青年会議所では、まちづくりの主役はわたしたち市民であることを自覚し、21世紀の入間のまちはわたしたちの手で生み出すことをもう一度考え、市民一人一人の声が反映される自分たちでつくるまち、そして夢のある心の豊かなまちを目指し活動しております。特に本年度は「おもいやり」「おたがいさま」の気持ちを大切にした〜たすけあいのあるまち〜奉仕の心を誰もが持っている魅力あるまちを目指し多くの市民の皆様とともに活動して行きたいと考えておりますので、どうぞご理解ご協力をお願い申し上げます。
さて、この4月より介護保険制度がスタートします。日本は、21世紀の半ばには3人に1人が高齢者という時代を迎えようとしており、介護は誰もが直面する問題となっています。介護保険制度は、高齢者の介護を地域のみんなで支えようというもので、介護や日常生活に支援を必要とする状態になった場合に、いろいろな介護サービスを総合的に利用することができることとなります。この制度にはまだまだ課題が残されたままのスタートとなったと言われておりますが、自立した、そしてたすけあいのある地域を目指すためにはその隙間を市民の手で補うことが重要となると考え、今後の青年会議所の運動指針にも大きく関わって行くこととなります。高齢者の皆様にとっても住みよい、そして何より生きがいのあるまちづくりも検討して行きたいと思います。
そして青年会議所ではこれまでも青少年の健全育成に向けても長く活動して参りました。15年目を迎える「ジュニア・チャレンジ・クラブ」では、例年市内小学生対象に3月から11月までの毎月1度日曜日にお集まり頂き、加治丘陵まつりのオリエンテーリングやサマーキャンプを通じて自然の中で、日頃の学校や学年の違った仲間と遊んで頂きながら、友情の輪を広げ、ふるさといるまのまちに郷土意識を持って頂くよう努めて参りました。また中高生中心に大学生にもボランティアの手伝いをして頂いております。
また5年目を迎える「わんぱく相撲」では、昨年も入間大会では200名を越す参加者がございました。今年も5月に入間大会を開催し、各学年の優勝者の横綱には、6月の埼玉ブロック大会に出場して頂きます。昨年は惜しくも入賞を逃しましたが、今年こそ埼玉ブロック大会で入賞し、7月の両国国技館で行なわれる全国大会に出場したいと考えておりますし、昨年から毎週2日稽古に励むわんぱく力士もおり、今年は期待大と思います。またその稽古にもJCメンバー以外のボランティアの指導者や、わんぱく力士の保護者の皆様と運営させて頂いております。
「わんぱく相撲」の事業にしましても、手軽に遊び感覚で道具も場所もたいして必要ない相撲を通じて、親子でも兄弟でも楽しんで頂きながら、スキンシップを感じ、青少年の健全育成に努めたく事業展開しております。また昨今では集団競技が盛んのなか、改めて個人競技で勝ち負けの中から、勝つことの喜びやまた達成感や、そして大事なのが相手を思いやるそんな気持ちや相撲に欠かせない礼を大切にして頂きたく、運営しております。
次代を担う子供達に「学校での教育」や「家庭での躾」だけでなく、「地域の指導」を今後も続けて行くのが我々の役割と考え努力していきます。学校、家庭、地域が一体となって子供達にとっても住みよいまちを目指して行きたいと思います。勿論私共は教育者ではありませんが、今後も子供達にとって世話焼きのいいおじさんたちでありたいと考えます。
どうぞ、市内の皆様、これからの青年会議所の各種事業にもご理解ご協力をお願い申し上げます。